この本との出会い
私の前職は病棟勤務の看護師でした。
不規則な勤務で太ってしまった同僚が、1ヶ月足らずで5kg痩せ、
ニキビやくすみが消えて肌も綺麗になったので、どうしたのか尋ねると、
「月曜断食」の本を読んで実践しているとのことでした。
その後病棟でこの本が流行し、実践した人がみんな綺麗に痩せていきました。
私は当時結婚式に合わせて減量がうまくいっていたので、この本は読みませんでした。
結婚式が終わって2ヶ月経ち、気が緩んで暴食をしがちなので「月曜断食」を読んでみました。
食への意識が変わったので、今このタイミングで読んで良かったと思います。
ここでは月曜断食の基本ルールや私が実践してみたいと思った効果的な実践方法を紹介します。
月曜断食 基本ルール
☆月曜日は朝・昼・夜を抜いて24時間何も食べない。
☆とくに火曜の朝は、ヨーグルト+果物、またはスムージーを摂る。
(それ以外のものを食べない)。
☆食事は、咀嚼したときにこぶし1~2つ分になる量を守る。
☆食べ過ぎた日の翌日は、夜断食を実践する。
☆夜のお酒は缶チューハイなら1缶、ワインなら1~2杯、
ウォッカ・ジンはできるだけ生のフルーツを搾り、飲むのは1杯程度にとどめる。
☆1日に1.5~2ℓのお水を飲む。
☆夜は12時までに眠る。
月曜断食における悪いもの
・食べる時間帯=夜遅い食事、不必要な間食など
・食べるもの=寝る6時間前以降の炭水化物、
寝る4~6時間前以降のタンパク質、
糖質の高い食べ物など
・食べる量=咀嚼したときにこぶし2つ分を超える量の食事
※時間×もの×量のうち、まずは○が2つになるような食べ方を!
妊活に役立つ断食
排卵の時期、生理が28日周期の方なら生理の初日から数えて、
12日目、13日目、14日目に夜断食を行います。
胃腸を休ませて体の代謝を上げていくことで、
きちんと体温が上がるようにアシストするのです。
生理前のPMS、生理痛対策に役立つ断食
【生理の1週間前と生理がはじまって2日目か3日目に夜断食】
生理の1週間前は、ちょうどイライラなどのPMS(月経前症候群)の症状が出てくる時期。
そのタイミングで夜断食を行うとイライラが鎮まり、過食もおさまります。
というのも、女性の体は生理に向けて徐々に体温が高くなっていき、
興奮作用のある交感神経が優位になります。
すると、どうしても食欲が出てきてしまいます。
この交感神経が上がりすぎると過食に走るので、これを夜断食でコントロールしてあげるのです。
交感神経が上がりすぎないことで、PMSの期間を楽に過ごせます。
そして、生理痛がもっともひどい2日目、3日目に断食をするのは、
生理がきて高温期から一気に体温が下がり
体は副交感神経が優位になってリラックスモードに入るからです。
このとき、交感神経と副交感神経のギャップが大きくなると、生理痛がひどくなります。
そのふり幅を大きくしないために、夜断食が役立ちます。
読後、食への意識の変化
自分が今までいかに食べ過ぎていたのか、内臓に負担をかけていたのかが分かりました。
私は間食でお菓子を食べ過ぎてしまうのですが、
この本を読んで食べ過ぎていることに気付くことができたので、
間食を意識的に減らすことが出来ました。
週1回とはいえ丸一日断食をすることは私にはハードルが高くてストレスになってしまいそうなので、
まずは夜断食やこぶし1~2個分の量を意識することから始めたいと思います。
今回私が紹介した内容はほんの一部で、本書ではもっと
月曜断食や身体のことについて詳しく、わかりやすく書かれています。
気になる方や月曜断食を実践しようという思いがある方、
ダイエットで迷われている方は一読することを強くお薦めします。
何より、意識が変わりダイエットのモチベーションも上がると思います。
コメント